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  世 界 文 化 遺 産  7か所(指定年月)   
 文化遺産 1
ボヤナ教会
マダラの騎士像   イヴァノヴォの
岩 窟 聖 堂
古代都市
ネセバル
 
 ブルガリア正教の
総本山・リラの僧院
スベシュタリの
トラキア人墳墓
 
世 界 自 然 遺 産  2か所(指定年月)
1.スレバルナの自然保護区(1983年12月)           2.ピリン国立公園(1983年12月)

  世 界 自 然 遺 産 2  ピリン国立公園  (1983年12月に登録)

ピリン山脈最高峰のヴィフレン山

2914mのピリン山脈最高峰のヴィフレン山
          ☆首都・ソフィアから南170km
 
首都・ソフィアから南に約170kmにそびえるヴィフレン山(2914m)を最高峰に持つピリン山脈。同山を中心に周囲246kuの山岳地帯が、国立公園に指定されたのが1935年。頂には年中、残雪があり、太陽に反射する連山は美しい。

      ☆約70の氷河湖や滝が散在
 針葉樹に覆われたピリン山脈はヨーロッパ氷河期にできた。一帯には、約70ものコバルトブルーの美しいい氷河湖や滝、小川、湖、温泉などが散在している。
          ☆絶滅危惧種の動・植物
 世界各地で絶滅の危機に瀕している植物が自生し、野生動物のオオカミやキツネなども生息している自然豊かな山岳地帯である。

               歴 史 [編集]
        ピリン山脈最高峰のヴィフレン岳

 公園の規模と境界線は、歴史上多くの変遷を辿ってきた。

 ピリン山脈の最高峰にあたる地域の森林保護を目的として、1962年11月8日にヴィフレンВихрен / Vihren国立公園が設定された。その面積はわずか62 km2 で、現在の面積のごく一部に過ぎない。

 
1974年に出された省令よって、この国立公園はピリン人民公園と改称し、それとともに面積も著しく増大した。

 1979年には独立した公園管理局が設立され、その本拠地はバンスコに置かれた。1983年には世界自然遺産に登録され、1998年に保護地域に関する法が成立した後、隣接の自然保護区などを含めると面積403.324 km2を抱える国立公園となった。

 
公園の範囲は、「ブラゴエヴグラト州」「ゴツェ・デルチェフバンスコラズロクシミトリストルミャニサンダンスキ」の各自治体に及んでいるる。


2500m級のピリン山脈の頂には
年中、残雪が残って美しい

世界遺産 [編集]

 1983年世界遺産に登録された。登録に当たっては、隣接する3つの自然保護区と11の地域もあわせて登録された。


登録基準
[編集]

 この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

  • (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
  • (8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
  • (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
☆1983年12月に世界遺産に
 
1983年12月に世界自然遺産に登録された。

 ピリン国立公園(ピリンこくりつこうえんブルガリア語:Национален парк ?Пирин“ / Natsionalen park "Pirin")は、ブルガリア西部のピリン山脈の大部分を対象としている国立公園で、ユネスコの世界遺産にも登録されている。面積は274 km2 で、標高1008 m から2914 m に存在している。

 国立公園の境界域には二つの自然保護区存在している。ユレン保護区(Юлен / Yulen)とブルガリア最古のバユヴィ・ドゥプキ=ジンジリツァ保護区(Баюви дупки - Джинджирица / Bayuvi Dupki - Dzhindzhiritsa)である。


春は緑一面の自然林が美しい

植物相 [編集]

 ブルガリア最古の木である高さ24mのボスニアBaykusheva
mura地域内が非常に起伏に富んでいることが、ブルガリア国内随一の植物種の多様性をもたらしている。域内の植物相の総調査は、19世紀末から20世紀初頭に行われた。


 約1300種の高等植物が確認されているが、これはブルガリア国内の高等植物の30%に当たっている。これに加えて300種ほどのコケ類多種にのぼる藻類ども観測されている。

 公園は18種のピリン地域固有種15種のブルガリア固有種、多くのバルカン半島固有種が生育しており、ピリンのシンボルであるエーデルワイスのような絶滅危惧種が多く生育する。ブルガリアのレッドデータブックに記載された絶滅危惧種は126種だが、ピリンに生育する絶滅危惧種の総数はそのうち約60種にもなる。

 ピリン国立公園内の植物帯は、森林帯、亜高山帯、高山帯の3つに大別することが出来る。

              動 物 相  [編集]

 地域内の起伏の多さと南に位置することから、多くの動物種が生息している。


 「無脊椎動物」
の種や亜種は2090種ほどが観測されているが、そのうち300種が希少種、214種が固有種、175種が残存種、15種は国際的な絶滅危惧種である。


 
「魚類」は、ブルガリアの「淡水魚」の6%にあたる6種が生息している。
 
その他8種「両生類」と11種の「爬虫類」が生息している。


 「鳥類」
の種の多さは目を惹くものがあり、ブルガリアに生息する鳥類の40%にあたる約160種を見ることが出来る。

 「陸生哺乳類」ブルガリア全体の50%にあたる45種が生息し、うち12種は「コウモリ目」に属している。ピリン国立公園の代表的な哺乳類には、「ヒグマ」や、バルカン半島固有種の「ノヤギ」などが挙げられる。

自然遺産(2か所)

1.スレバルナの自然保護区(1983年12月)


 
2.ピリン国立公園(1983年12月)
文化遺産(7か所)

1.ボヤナ教会(1979年10月)

2.マダラの騎士像(1979年10月)

3.カザンラックのトラキア人の墳墓

4.イヴァノヴォの岩窟寺院(1979年10月)

5.古代都市・ネセバル(1983年12月)

6.ブルガリア正教総本山・リラの僧院(1983年12月)

7.シュベシュタリのトラキア人墳墓(1985年12月)
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