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 *下の写真をクリックしても詳細が出ます。
           
2019年(令和元)年は、日本とブルガリアの「交流開始110周年」、「外交樹80周年」、「外交関係再開60周年」の【三つの周年】の年
           
あなたは     jpeg 番目のお客さま              
協会・名誉代表理事・富山支部長  鈴木 文男 広島大学 名誉教授 原爆放射線医科学研究所 元・所長・教授
 鈴木文男・広島大学・名誉教授の軌跡
原爆放射線医科学研究所 元・所長 ・ 教授
砺 波(となみ)市内 五 箇 村  

帰 郷 報 告 と 礼 状 

  広島大学 原爆放射線医科学研究所で長年、研究されてきた鈴木名誉教授が退官に伴い、故郷・富山県砺波(となみ)市に帰郷されてました。

 
帰郷されて落ち着かれた10月に、当協会宛に「帰郷報告とお礼」のメールが送られてきました。先般、鈴木名誉教授から、ホームページに掲載しても良い、との承諾を得ましたので、ご紹介いたします。
鈴木名誉教授からの帰郷報告とお礼 
(クリックすると大きくなります)



鈴木文男、裕子ご夫妻

歓 送 会 の お 礼

鈴木名誉教授からお礼 
(クリックすると大きくなります)

協会から感謝状を贈る


鈴木名誉教授(右から2人目)の功績を讃えて
感謝状を贈る高丸代表理事(右)裕子夫人
 
 先般、鈴木ご夫妻の歓送会を開きましたが、それに対する礼状(ここか左の写真をクリックすると出ます)がメールで送られてきました。

 
鈴木名誉教授にご了承を得ましたので、ご紹介いたします。 

名誉代表理事 鈴木 文男・広島大学・名誉教授の貢献活動
広島大学・原爆放射線医科学研究所(略称・原医研) 前所長

 広島大学・原爆放射線医科学研究所の鈴木文男・名誉教授(前所長)は、多忙な中、ひろしま・ブルガリア協会に参画し、副代表理事(現・名誉代表理事)として、広島大学とブルガリア国立・生物学放射線防護センターをはじめ、ソフィア大学、ソフィ ア医科大学との大学間・学術協定の 締結に多大な役割を果たしました。
 
鈴木名誉代表理事は、まさにブルガリアの被曝・医学研究の歴史に綴られる多大な足跡を残されました。ここに、その足跡の一端をご紹介します

鈴木副代表理事(広島大学・特任教授)が郷里・富山県砺波(となみ)市に帰郷

2012年3月21日(水) 広島市中区 ビアローゼンで「感謝状授与式」
協会から感謝状と記念品を贈るとともに名誉代表理事・富山支部長に就任
 広島大学・原爆放射線医科学研究所の前所長・鈴木文男特任教授は、多忙な研究生活の中、当協会に参画し、副代表理事として多大な貢献をされました。

 2010年11月には、
当協会の第6次・ブルガリア訪問団とともに、広島大学の原爆放射線研究者として初めてブルガリアを訪れ、ブルガリア国立・生物学放射線防護センターやソフィア大学物理学部で「原爆放射線の近年の研究と放射線の人体的影響」などについて講演、大きな反響を呼びました。

 この鈴木特任教授の講演がキッカケで、
共産党時代は秘密研究機関だった同放射線防護センターと広島大学原医研が学術協定を結ぶことになったのです。さらに、鈴木特任教授は、同訪問団のソフィア大学医学部やソフィア医科大学の訪問にも今村会長に同行し、原爆放射線に関するミニ講義をするなどで、広島大学と両大学の大学間の学術協定締結の足掛かりを付けたのです。
 
 中でも、同放射線防護センターからは、昨年2011年3月にゲオルゲィエヴァ所長(教授)やルポヴァ副所長が、今年2012年2月に同所長と二男アレキサンダー氏が広島市で開かれた広島大学原医研主催の国際シンポジウムに連続参加され、学術交流を進めています。また、同所長らの来広に対しては、広島平和公園や原爆資料館、世界遺産・宮島の案内、ホームパーティーの開催など、鈴木夫妻の心温まる歓迎で友好交流を進められました。

 鈴木副代表理事寿・広島大学特任教授は、ブルガリアの原爆放射線の学術研究の歴史に大きな足跡を残されたとともに、当協会にとっても活動の重層化に大きく貢献されました。ここに、ひろしま・ブルガリア協会として、感謝状と記念品を贈るとともに名誉代表理事・富山支部長に就任していただきました。故郷の富山県砺波(となみ)市に帰郷されても今後のさらなるご活躍を期待しています。
協 会 か ら 感 謝 状

高丸代表理事から鈴木名誉代表理事へ

原 爆 ド ー ム タ ペ ス ト リ ー 贈 呈

今村会長から鈴木名誉代表理事に
協会から熊野化粧筆を贈る

佐々木副会長から夫人の鈴木裕子さんに
鈴木裕子夫人から「茶禅」色紙をいただく

書をたしなむ鈴木裕子夫人から協会に
鈴木名誉代表理事を中心に記念写真に

(前列写真左から)佐々木副会長、裕子夫人、鈴木名誉代表理事、今村会長、浅野相談役
(後列左から)佐藤幹事、大嶋常任理事・会計、清水会員、本多理事、今村会員、川口会計代理、
(3列目左から)酒井常任理事、山尾副代表理事、山本常任理事、大嶋常任里j・事務局長、高丸代表理事

2012年3月21日(水)  鈴木文男、裕子様、お世話になりました  広島市中区 ビアローゼン

                  約20人のメンバーが集まり「楽しい歓送会」                              
今後のご活躍を祝して乾杯

参加者全員でカンパイ!


今村会長


大嶋常任理事・事務局長

     
 酒井常任理事     山本常任理事     佐上監査役   


(左から川口会計代理、佐藤幹事、今村会員、本多理事)
     
謝辞を述べる

鈴木名誉代表理事ご夫妻
各人が贈る言葉を
     
浅野相談役             高丸代表理事


山尾副代表理事


大嶋常任理事・会計(右)

       
北後常任理事             新中会員


(写真左から)佐々木副会長、清水会員
  
鈴木名誉名誉代表理事夫妻中心に記念写真に

(前列左から)酒井常任理事、佐々木副会長、裕子夫人、鈴木名誉代表理事、大嶋常任理事・事務局長、大嶋常任理事・会計
(後列左から)今村会長、山本常任理事、佐藤幹事、新中会員、清水会員、本多理事、今村会員、北後常任理事、山尾副代表理事、
川口会計代理
    (3列目左から)佐上監査、高丸代表理事
ブルガリア生物学放射線防護センターの

ゲェオルギィエヴァ所長が国際シンポジウムに参加へ

2012年2月20日(火)、21日(水)、  広島国際会議場で
ひろしま・ブルガリア協会も歓迎交流会を21日夜に開く
 工事中              
際シンポジウムのチラシ
     

原医研創立50周年記念      放射線災害復興の推進
*クリックすると拡大します。
ブルガリア生物学放射線防護センター所長
ゲェオルゲィエヴァ教授が昨年に引き続き来広

GEORGIEVA 所長
2012年2月19日(日) ブルガリア生物学放射線防護センターのゲェオルギィエヴァ所長  ANA広島ホテル

広島大学原爆放射線医科学研究所の前所長・鈴木特任教授に感謝状と記念品を贈る

ひろしま・ブルガリア協会が主催で感謝状授与式をに開く
鈴木特任教授に感謝状
 
ゲェオルギィエヴァ所長から鈴木特任教授に贈られた感謝状
*感謝状の写真をクリックすると拡大します

ゲェオルギィエヴァ所長と鈴木夫妻が土産交換


記念品と土産を交換して手に持つ鈴木特任教授ご夫妻(左側)
とゲェオルギィエヴァ所長とご子息・アレキサンダー氏

ゲェオルギィエヴァ所長から土産
      
ブルガリアのお土産を手に大嶋会計理事(左)、
清水(左から2人目)、川口会計代理(右)ら

 ひろしま・ブルガリア協会は、2月19日(日)18:00から、広島市中区のANAクラウンプラザホテル広島で、「ブルガリア生物学放射線防護センターから、広島大学原爆放射線医科学研究所の鈴木文男・前所長(現・特任教授)への感謝状授与式」を行いました。
 
 同感謝状は、「同生物学放射線防護センターで2010年11月、『原爆放射線の最新の研究と人体的影響など』についての講演から同原爆放射線医科学研究所との学術協定の締結(2011年6月)までの鈴木・前所長の尽力」に対して同放射線防護センターから贈られたのです。

 感謝状授与式でゲェオルギィエヴァ所長は、鈴木・前所長の研究紹介や今後のアドバイスを受けて研究機関間の学術協定が実現したことを高く評価しながら感謝し、広島大学現意見との今後の交流への期待を述べました。

 また、今回はご子息のアレキサンダー氏も同行し広島の歴史や文化、研究などの理解を促したいとの気持ちも表されました。
歓 迎 挨 拶

 ゲェオルゲィエヴァ所長とアレキサンダー(右端)を
紹介市ながら歓迎あいさつする今村会長


自己紹介しながら歓迎挨拶

自己紹介する協会の佐々木副会長(右端)、
田中副会長(左側奥から2番目)らメンバー
ゲェオルギィエヴァ所長、鈴木特任教授を中心に記念写真

鈴木前所長(左から2人目)、ゲェオルギィエヴァ所長(同3人目)らと記念写真に
(前列左から)酒井理事、(2人置いて)アレキサンダーさん、鈴木裕子さん、
(後列左から)今村悦子さん、田中副会長、北後常任理事、佐藤さん、川口会計代理、
佐々木副会長、清水さん、大嶋会計理事、今村会長、得居さん、
(3列目)高丸代表理事

ブルガリア国立・生物学放射線防護センター
Prof.ラドステイナ・ゲオルギィエヴァPhD,DSc 所長から  2012年・カード(2011年12月)

 生物学放射線防護センターのゲオルギィエヴァ所長から、郵便カード(左)とメールカードが送られてきました。
 

 今年2012年から、
広島大学原爆放射線医科学研究所とブルガリア国立・生物学防護センターとの間の学術交流が本格的に進むことを期待しております。
広島大学原爆放射線医科学研究所(広大原医研)と
ブルガリア国生物学放射線防護センター間協定の軌跡
広島大学原爆放射線医科学研究所の前所長・鈴木 文男特任教授宅で
2011年3月2日(水)
 「歓迎ホームパーティー」        
鈴木特任教授と今村会長がゲオルギィエヴァ所長、ルボヴァ副所長と再会再会
 広島大学原爆放射線医科学研究所で開かれる第1回国際シンポジウム(2011年3月3日〜4日)に招待参加のために、初めて広島を訪れたブルガリア国立生物学放射線防護センターのゲオルギヴァ所長とルポヴァ副所長に対し、広島大学原爆放射線医科学研究所の鈴木前所長・特任教授は、両女史を自宅に招きホームパーティーに招きました。

 
鈴木特任教授は昨年2010年6月に、同防護センターで講演しただけに大変懐かしさが湧いてきたようでした。
茶道でお茶を

日本のお茶に興味を示されながら

記念写真


(前列左から)ゲオルギィエヴァ所長、ルボヴァ副所長
(後列左から)鈴木特任教授、裕子夫人、今村会長


ゲオルギギェヴァ所長らからの土産
 
両女史から頂いたお土産
再会を祝して乾杯

再会と今後の学術交流を訳して乾杯!!
  鈴木夫人・裕子さんの手作りの美味しい日本料理とビール、ワインをごちそうになりながら、楽しいひと時を過ごすことができました。

 
ゲオルギィエヴァ所長らは、刺身や煮物、てんぷらなどの日本料理を「美味し美味しい」と言いながら口にされていました。特に抹茶でたてた日本のお茶には興味を示され、茶の作法を聞きながら味わわれました
 

 中でも、
ホームパーティーには大変、感激されていました。

 また両女史らから、鈴木特任教授と今村会長にブルガリアの紹介本や人形、ハンカチなどが贈られました。

広大原医研主催の第1回・国際シンポ
2011年3月3日(木)〜4日(金)  広島市南区・広島大学霞キャンパス内 広仁会館
ブルガリアのゲオルギィエヴァ所長らが招待参加

第1回国際シンポジウムのチラシ


第1回国際シンポジウムの会場

海外からの専門家や学者が参加して開かれた第1回国際シンポジウム
開会あいさつ

あいさつする神谷研二所長
  広島大学原爆放射線医科学研究所(神谷研二所長)は、2011年3月3日(木)〜4日(金)の2日間にわたり広島市南区の霞キャンバス・広仁会館で第1回国際シンポジウムを開催しました。

 
これには、海外から多くの原爆放射線の専門家や学者が参加しましたが、ブルガリアからは昨2010年6月に同原医研の鈴木文男・特任教授(前・所長)が訪問・講演した生物学放射線防護センターのゲオルギィヴァ所長とルポヴァ副所長が招待出席し、学術交流をしました。
シンポジウム終了後のパーティーで交流

シンポジウム終了後のパーティーで
懇談するゲオルギィエヴァ所長とルポヴァ副所長
 
新 聞 報 道
2011年3月4日(金)付け  中国新聞
*クリックすると大きくなります

2011年3月4日(金)付け  中国新聞

 広島大学原爆放射線医科学研究所(神谷研二所長)の第1回国際シンポジウムは、遺伝子の障害が招くがん以外の病気をテーマに初めて開かれました。参加者は、国内外の放射線医学や遺伝学などの専門家・学されま者や医師立ち約80人で、講演や質疑が活発に行われました。
 
 この模様は、注目されて翌日の中国新聞に大きく報道されました(左、参照)。

2011年3月5日(土)  ゲオルギィエヴァ所長らを原爆資料館などに案内            

鈴木文男特任教授・裕子ご夫妻、今村会長らが案内
前田館長から英語版資料を

(左から)ゲオルギィエヴァ所長、ルボヴァ副所長、前田館長、
鈴木特任教授、裕子夫人


火球(原爆炸裂)と廃墟の広島の模型

広島市の上空600mでさく裂した
原爆(火球)と被災地の模型前で


救済を求める被爆者の列写真

(左から)ルボヴァ副所長、前田館長、ゲオルギィエヴァショチョウ、
鈴木特任教授
 ひろしま・ブルガリア協会の今村会長と広島大学原爆放射線医科学研究所の鈴木文男・特任教授(前所長)、裕子夫人が、ゲオルギィエヴァ所長らを広島平和記念(原爆)資料館を案内しました。
 
 同資料館では前田耕一郎館長が、原爆被害について詳細に説明しながら案内してもらいました。

 
前田館長は、同資料館の英語版パンフを手渡し、当協会からは同資料館の展示物が詳細に書かれている和・英語併記の図録を贈りました。
原爆資料館の日英語版・図録を贈る

当協会からの原爆資料館図録を
贈る鈴木理事(現、副代表理事)


原爆資料館の見学を終えて記念写真に

(左から)鈴木特任教授、前田館長、ゲオルギィエヴァ所長、
ルボヴァ副所長、今村会長
 

ゲオルギィエヴァ所長らを平和公園に案内

原爆死没者慰霊碑に哀悼

原爆死没者慰霊碑の前では原爆死没者への鎮魂を祈るとともに
核兵器廃絶と恒久平和への決意を

平和公園から原爆ドームを望む

(左から)裕子夫人、鈴木特任教授、ルボヴァ副所長、
ゲオルギィエヴァ所長


 広島平和記念(原爆)資料館を見学した後、鈴木特任教授や今倉会長らは、ゲオルギィエヴァ所長らを原爆死没者慰霊碑への祈りや原爆の子(千羽鶴)の像、原爆ドームなどに案内し、核兵器の残虐性や悲惨さを伝えました。
平和公園を案内

広島平和記念(原爆)資料館を後に原爆死没者慰霊碑に向かう

原爆ドーム前で

(左から)今村会長、ゲオルギィエヴァ所長、鈴木特任教授、
ルボヴァ副所長、裕子夫人

鯉城・広島城を案内

 原爆ドームを見て回った後は、鯉城(りじょう)といわれる広島城を案内しました。ゲオルギィエヴァ所長らはブルガリアとは異なった木造つくりの広島城にも感銘されていた。 鯉城ともいわれる広島城天守閣


可 憐 な 梅
広島城の入り口・表御門


城内に咲いていた梅の花

名園・縮景園を案内

満開した梅

梅が満開の時季でピンクや白の可憐な花が咲いていた

満開の梅の前で

(左から)鈴木夫人・裕子さん、ゲオルギィエヴァ所長、
ルボヴァ副所長
 広島藩主・浅野長晟(ながあきら)が、元和(げんな)6年(1620)別邸の庭として建造された名園。作庭者は家老で茶人だった上田宗箇といわれている。

 
中国杭州の西湖をモデルに縮景した庭で「縮景園」と呼んでいる。
縮景園の池の前で

浅野藩主(城主)の姫の庭園といわれる縮景園


県立美術館内のレストランでお茶

疲れを癒すために県立美術館の喫茶店でお茶のひと時 

2010年11月4日(木)14:00〜  ブルガリア共和国を訪問                
鈴木文男特任教授(前・所長)がブルガリア生物学放射線防護センターで講演
タイトルは「原爆放射線の研究と人体的影響など」、4,50人の専門家・学者が受講

 広島大学原爆放射線医科学研究所の鈴木 文男・前所長・特任教授は、ひろしま・ブルガリア協会の第6次訪問団とともにブルガリアの生物学放射線防護センターやソフィア大学青年科学者クラブ(ソフィア大学理学部)などでを訪問し、「原爆放射線の研究と人体的影響など」について記念の講演をしました。

 旧ソ連圏(共産主義)のブルガリアでは長い間、
同防護センターは機密研究機関とあっただけに、世界内外の情報が自由に入らなかったようでした。

 同センターの講演には4,50人の研究者が参集し、鈴木特任教授の記念講演に熱心に耳を傾けていました。ルポヴァ副所長は「センター始まって以来の素晴らしい講演だった」と感銘されていました。ブルガリアにとって同センターにとっては画期的な歴史的な講演になったものと感じました。
原爆ドームタペストリーを贈呈

原爆ドームのタペストリーをゲオルギヴァ所長に
渡す鈴木特任教授と今村会長


ゲオルギィエヴァ所長が開催あいさつ

センター始まって以来の貴重な講演と開会の
あいさつをするゲオルギヴァ所長
最新の原爆放射線研究で講演

最新の原爆放射線研究と人体への影響
について講演する鈴木特任教授
講演に耳を傾ける研究者ら

鈴木特任教授の講演に熱心に耳を傾けてる4,50人の研究員
 講演終了後に所長、副所長らと意見交換
鈴木特任教授の講演内容を同センターに提供

(左から)ルボヴァ副所長、ゲオルギィエヴァ所長、鈴木特任教授、今村会長
 記念講演後、所長室の会議室で意見交換をした際に同所長から、講演内容データーを同センターのパソコンにダウンロードしてほしい、との要請がありました。  鈴木特任教授は快諾し、数時間をかけてデータ ーを提供しました。
 次いで鈴木特任教授は、
来年2011年2月に広島大学原医研で開かれる「第1回シンポジウム」への招待・参加を進めました。 
若手研究者から熱心に質問

講演終了後も若い研究者から次々と
質問されて答える鈴木特任教授
来年2月に広島での国際シンポでの再会を、と握手

(左から)ルボヴァ副所長、鈴木特任教授、ゲオルギィエヴァ所長、今村会長

 鈴木教授、ブルガリアの原子力事情と原子システムの光と影などについて講演

2009年11月28日(土)  (財)広島平和文化センター 第3研修室
タイトル:「エネルギー問題と放射線影響」


パワーポイントで示された主な講演レジメ


 













 ひろしま・ブルガリア協会は、2009年11月28日(土)16:00から、(財)広島平和文化センター3階第3研修室で、ミニ講演会を開きました。
 
 講師には、広島大学・原爆放射線医科学研究所前所長の鈴木文男・教授(当協会理事補)を迎えて、「エネルギー問題と放射縁影響―原子力エネルギー利用から原爆や放射線影響について」とのタイトルで講演してもらいました。
 
 鈴木教授は、ブルガリアの原子力発電事情にも触れながら、原子力には光と影があることを指摘し、地球の温暖化問題を考慮すると現時点では二酸化炭素の輩出が極めて少ない原子力発電の利用は仕方がない、と説明。
 
 しかし、原子力発電には、@放射線事故の危険性A放射性物質の蓄積B各兵器転用の器具などの「蔭」があることを認識しておかなければならない、と強調しました。

 その他、原子力発電の仕組みやチェルノブイリ原発事故。広島に投下された原子爆弾の被害、医療などにで生かされている放射線、6基の原子力発電の中で4基の原発を停止しているブルガリアの原子力発電の事情を説明しながら、同国の今後のエネルギー確保が注目されることに言及しました。
エネルギー問題と放射線影響で講演

鈴木教授の話に真剣に耳を傾ける聴衆


鈴木文男・前所長・教授







 







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