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2019年(令和元)年は、日本とブルガリアの「交流開始110周年」、「外交樹80周年」、「外交関係再開60周年」の【三つの周年】の年
           
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ブルガリア共和国の国土

ブルガリアの位置
    ブルガリア共和国の位置は、緯度的に見れば北緯43度で日本の北海道くらいを占めている。

 日本と同じように四季があり、春夏秋冬の美しい景色が見られるところ。

 
しかし、大陸性気候のせいか、日本よりカラッとした気候だった。

      かつてはソ連邦だった東欧の国
 ギリシャとトルコの北、黒海の西に位置する、かつてはソ連邦であった東欧の国の一つ。


        急速な経済発展がなかったことが幸い
 経済発展があまり進まなかった事が幸いして、
自然破壊は進んでなく、自然豊かな国である。


       
紀元前5000年頃からの黄金文明発祥地

 紀元前5000年ごろから、
トラキア人がバルカン半島の大半を治め、世界最古の黄金文化を築いた国でもある。。


現在のブルガリアの国土は、
まるで獅子(ライオン)のような形になっている
             高 原 の 国

 国のほぼ中央を東西に走るバルカン山脈の両側に開ける高原の国のようだ。

        首都・ソフィアは欧洲で2番目の高所

 国の西よりに位置する首都・ソフィアは、標高550mにあり、ヨーロッパではスペインのマドリードに次ぐ高いと所にある首都。

ブルガリアの自然

 コウノトリ
        毎年のように春先に飛来して巣を作る

 
コウノトリは、毎年のように春先にアフリカからブルガリアに飛来し、市街地から離れた町や村の道路沿いの電柱や民家の民家の暖炉の煙突上に巣を作り、子育てをする。

 巣は、枝や葉などで作り直径2m近くもあり、2、3個の卵を産みツガイが交代で温めて雛をかえす。
民家の煙突や電柱のの上に巣
  
村人や旅行者がいても動じないコウノトリ
        ブルガリアの人はコウノトリと”共生”

 特にソフィアから世界遺産・ブルガリア正教の総本山・リラの僧院に行く途中の小さな村・コチェリノヴォには、
村中のあちこちの民家の暖炉の煙突の上に大きな巣を造っている。

 村の人々はコウノトリと「共生している」ようで、気にも留めていなく、優しく見守っていた。
          成長が早いコウノトリ

 5〜6月にかえった雛の成長は早く、8月には親鳥と同じ大きさまで育つ。飛翔の練習を繰り替えして大空を旋廻し、9月には群れでアフリカに渡っていく。これを繰り返している。
 

毎年、同じツガイが同じところで巣をつくり雛を育てる。
 春に孵ったひな鳥
 
親鳥と小さなひな鳥(2006年6月)
耕されている畑で出てきた虫を捕るコウノトリ
         畑を耕すトラクターのそばで虫を捕食

 コウノトリは、小魚や虫などを主食としているので、村人がトラクターで畑を耕している最中に数羽のコウノトリが、飛び出してくる虫を取っていた。

 ここでもマラ人と共生している姿を垣間見ることができた。
           ”つがい愛が強い”コウノトリ

 コウノトリのツガイは、
一生涯離れないそうだ。片方が事故などで死ぬと、生き残ったコウノトリは生涯を1羽で通す、といわれている。

 また毎年、同じ村の同じところに巣を造る、という。
2か月後、ひな鳥は親鳥の大きさに

 親鳥と同じ大きさに成長(2006年8月)
親鳥と飛翔練習
       コウノトリがアフリカに向かった後に煙突掃除

 民家では、秋にコウノトリの親子がアフリカに飛んで行った後に毎年、煙突の上を掃除して暖炉を使用し、零下15度になるといわれるブルガリアの冬を過ごしている。

 ブルガリアでは、鳥や犬などの動物をいじめないで、仲良く共存している、心根が優しい民族なのだろうか。
世界自然遺産・スレバルナ自然保護区の  ニシハイイロペリカン         
 ブルガリアの北西地域のドナウ川沿いにあるスレバルナ村のスレバルナ湖(推進1m〜3m)にある世界自然遺産・「スレバルナ自然保護区」(1983年指定)。

 同自然保護区は、広さ約6kuあり、ほ乳類39種、爬虫類・両生類21種、魚類10種が確認され、中でも179種の鳥類が断トツである。

  鳥の中には、ニシハイイロペリカンやコブハクチョウ、ハイイロガン、ヨーロッパチュヒ、オガワコマドリ、カラ類、サギ類、ウ科の鳥などがいる。
 ドナウ川沿いに広がる
世界自然遺産スレバルナ自然保護区

JICAの海外青年協力隊が復元の支援

JICAの海外青年協力隊として営巣地の復元にかかわった浜部さん(右)
  中でもニシハイイロペリカンは毎春に、渡り鳥としてアフリカから同湖に飛来し、葦林の中で産卵・子育てをする。

 ところが農地を保護する浸水被害を無くすために、ドナウ川沿いに防波堤を築いたことから、川の水が同湖に入らなく水深8mが半減したり農薬被害などのために、ニシハイイロペリカンの飛来数が激減したことがあった。

 このことから1992年、ユネスコから「危機にさらされている世界自然遺産」に名前が挙がったことなどから、ブルガリア政府は防波堤の一部を除去や農業よりも自然遺産の保護優先策を進めて同湖の復元に力を入れた。

 2003年に、「危機にさらされている世界自然遺産」の名簿から除外された。
         復元のために日本も協力
 また、日本からはJICA(日本国際協力機構)事業として、同自然保護区の復元事業に海外青年協力隊(広島市の浜部さん)を派遣し、、営巣地の復元・整備に取り組んできた。

 これらブルガリア政府と日本の支援もあって、ニシハイイロペリカンが再び飛来し営巣し、雛を育てている。 
 
葦林でくつろぐニシハイイロペリカン
飛ぶ練習をする親子ニシハイイロペリカン
世界自然遺産・スレバルナ自然保護区の  記念博物館
工事中
ヤ ギ の 放 牧

 高原の国・ブルガリアは、町と町の間の地域は国道の両側が牧草地や花畑になっている。

 牧草地のあちこちでは、牛や馬、ヤギなどが放されている光景が見られる。
           自然が豊かな国
 放された牛や馬、羊は、のんびりと木陰で休んだり、草を食んだり、しゃがんで居眠りをしたりしていて、見る方の心が自然と穏やかになるから不思議だ。

ひまわり畑とラベンダー畑

      
                一面、ひ ま わ り 畑
 
ブルガリアの夏には、国道の両側が黄色いジュータンになるとろろがある。太陽に顔を向けるひまわりの畑だ。 直径15cm前後の大輪が遥かかなたまで広がる光景は、「わあー、美しい」という言葉しか表現できない。

 眼前に広がる「ひまわり畑」を見ていると、
イタリアの女優・ソフィア・ローレンが主演した映画「ヒマワリ」の一場面を連想させてくれる。
             一面、紫のラベンダー畑
 ブルガリアの都市と都市の間は、農地が広がり、スモモの木、ダマスクローズの木、ブドウ畑など、さまざまな果樹や花が植栽されてりる。

 ラベンダーの栽培も、ブルガリアの特産品の一つといわれ、一帯が紫に染まるところが散在している。

 自然の豊かな美しい国で、北海道の富良野のようだ。
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