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  世 界 自 然 遺 遺 産 1 スレバルナの自然保護区(1983年12月に登録)


スレバルナ自然保護区の全景
ドナウ川からの流入水でできる湖沼の浮島は風で移動する
  ☆ルー ニアとの国境を流れるドナウ川の沿岸にある湖沼
 ブルガリアの北、ルーマニアとの間を東西に流れる国境の川・ドナウ川沿いに、同川の氾濫水でできた湖沼の一帯が、スレバルナ自然保護区になっている。


     ☆ハイイロペリカンの営巣地
 
春先に、渡ってくるハイイロペリカンの営巣地となっていた。この湖沼に生える葦の中で卵を生み、孵化させて育てて、冬先に家族で渡っていくことを繰り返していた。


     ☆防波堤構築で湖沼が干上がる
 
しかし、国がドナウ川の氾濫を防ぐために築いた堤防のために、湖沼にドナウ川からの水が流入しなくなった。このために、湖沼の水が少なくなるとともに、汚染されて葦も衰退し、ハイイロペリカンが営巣でなくなり、飛来数が激減してきた。

       ☆「危険世界遺跡」に
 
湖沼の汚濁・縮小などによりユネスコは、1992年にスレバルナ自然保護区を「危険にさらされている世界遺産」(日本では危険世界遺産)に登録した。

       ☆世界遺産の復元に
 
危険世界遺産の登録を受けて、JICAなどが同自然保護区の復元・保護に取り組み始める。同国も湖沼衰退・汚濁の原因となった防波堤を次除し、ドナウ川からの流入の水道を開く。

       ☆2004年に危険世界遺産の汚名を返上
 
JICA青年海外協力隊の中に現在、当協会事務局員の浜部直樹氏がいた。

ペリカンの営巣地(プラットホーム)を整備したJICA
海外青年協力隊の浜部氏と現地スタッフ
 
復元した葦のプラットホームで子育てをするハイイロペリカン

ハイイロペリカンの親子
 
ペリカンの営巣状況を観察する浜部氏
 


ハイイロペリカン

自然の葦の中で子育てをするハイイロペリカン 
   文化遺産(7か所)
   
 1.ボヤナ教会(1979年10月)

    2.マダラの騎士像(1979年10月)

    3.カザンラックのトラキア人の墳墓(1979年10月)

    4.イヴァノヴォノ岩窟寺院(1979年10月)

    5.ネセバル(1983年12月)

    6.リラの僧院(1983年12月)

    7.スベシュタリのトラキア人の墳墓(1985年12月)

    自然遺産(2か所)
   
 1.スレバルナの自然保護区(1983年12月
   
2.ピリン国立公園(1983年12月
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