ひろしま・ブルガリア協会 Hiroshima-Bulgaria Association

 ブ ル ガ リ ア の 自然(動物、鳥など)
 ブルガリア共和国の位置

ギリシャとトルコの北、黒海の西に位置する
紀元前2000年ごろからトラキア人がバルカン半島
の大半を治め黄金文化を築いた
   
現在のブルガリアの国土は、まるで獅子(ライオン)
のような形になっている
 ブルガリアの位置
 ブルガリア共和国の位置は、緯度的に見れば北緯41〜44度で、日本の北海道(北緯41〜45度)くらいを占めている。

 日本と同じように四季があり、
春夏秋冬の美しい景色が見られるところ。

 しかし大陸性気候のせいか、
日本よりカラッとした気候のようだった。
  高原の国
 国のほぼ中央を東西に走るバルカン山脈の両側に開ける高原の国のようだ。

 
首都・ソフィアは欧洲で2番目の高所
 国の西よりに位置する首都・ソフィアは、
標高550mにあり、ヨーロッパではスペインのマドリードに次ぐ高いと所にある首都。

コ ウ ノ ト リ  

  コウノトリは、春にアフリカからブルガリア2飛来し、民家の暖炉の煙突上や国道の電柱の上に巣を作り子育てをする。
 巣は、
直径2m近くもあり、そこに2個の卵を産みツガイで交代で温めて雛をかえす。

 5〜6月にかえった雛の成長は早く、
8月には親鳥と同じ大きさまで育つ。飛翔の練習を繰り替えして大空を旋廻し、9月には群れでアフリカに渡っていく。これを繰り返している。

 また毎年、
同じツガイが同じところで巣をつくり雛を育てる。
   民家では、秋にコウノトリの親子がアフリカに飛んで行った後に毎年、煙突の上を掃除して暖炉をしようし、零下15度になるといわれるブルガリアの冬を過ごしている。

 ブルガリアでは、
鳥や犬などの動物をいじめないで、仲良く共存している、心根が優しい民族なのだろうか。

 コウノトリのツガイは、
一生涯離れず、例えば片方が事故などで染死ぬと、一羽で生涯を通すといわれている。
 

(2006年6月、小さな雛)
 
 (2006年8月、親鳥と同じ大きさに成長) 

 山 羊 の 放 牧

  ブルガリアは、高原の国で、町と町の間の地域は国道の両側が牧草地や花畑になっている。

 牧草地のあちこちでは
牛や馬、ヤギなどが放されて、のどかに草を食んでいる光景が見られる。
   まさに、自然が豊かな国である。放された牛や馬、羊は、のんびりと木陰で休んだり、草を食んだり、しゃがんで居眠りをしたりしていている。

 見る方の心が
自然と穏やかになるから不思議だ。 
   

牛 の 放 牧 

  
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